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基礎知識講座 第4回「建築材としての木材」(通訳ガイドのための木の講義)のご案内 12月7日

基礎知識講座の第4回目として「建築材としての木材」(通訳ガイドのための木の講義)を取り上げます。
ヨーロッパを石の文化とすると日本は木の文化と言えると思います。しかし、私たちは木のことをあまりよく知らないのではないでしょうか。環境保全だけでなく、大昔から建材に使われるなど、木は私たちの生活に重要な役割を果たしています。私たちがご案内する古い建物や仏像などにもその特性に応じた木の使われ方がされています。今回は木の専門家にお願いして、木についてより深い理解を図る機会としたいと存じます。この機会にぜひご受講ください。

Zoom使用の事前指導をご希望の方はコメント欄にその旨ご記入の上、早い目にお申し込みください。

第5回目は12月22日(火)に「お茶の歴史と茶道」を予定しています。

今回の開催要領は下記の通りです。

名称基礎知識講座 第4回「建築材としての木材」(通訳ガイドのための木の講義)
日時12月7日(月)10:00~12:00
講師川井秀一(京都大学名誉教授、同特任教授)
※講義の目次を下に掲載いたします。
受講形式Zoomによるオンライン受講
受講料KIGA会員        2,500円
友好団体会員      3,000円
一般(休会会員を含む) 3,500円
申込期限12月3日(木)
申し込み方法ホームページの研修会・勉強会申し込みフォームによりお申込みください。 (万が一送信がうまくいかない場合のみ、必要事項を記入の上、事務局宛てhp@kiga-hp.orgにメールをお送りください)

なお、本件申込から2日経過しても事務局から申込確認メールが来ない方は、恐れ入りますが事務局宛問い合わせメールをお願いいたします。  

友好団体会員の受講料はお申し込みのコメントに友好団体会員である旨ご記入がある場合に適用されます。
(現在の友好団体は、IJCEE、GICCS、HIGA、石川県通訳案内士協会の4団体となっています)  

受け付け確認後受講料を下記にお振り込みください。
下記口座にご入金確認後正式申し込みとしますが1週間以内にご入金がない場合にはキャンセルと看做します。  
振込先:
ゆうちょ銀行 14130-38771381   一般社団法人 関西通訳・ガイド協会
(NET振込、他行から)郵貯銀行 支店名418 口座番号3877138

ご質問がありましたら、勉強会担当理事の佐貫俊夫(090-9161-9117)に直接お問い合わせください。
よろしくお願いいたします。 勉強会担当理事 佐貫俊夫

講義内容:木の文化と科学
(わが国の地理・歴史・文化を木の視点から一望する)


目次:

1.建築に使われる木:スギとヒノキ、ケヤキ
・樹木の識別と組織構造を見る
・材の特徴と性質
2.わが国の風土と植生
・気候区分
南北に長く、暖温帯・寒温帯を中心に亜熱帯から亜寒帯まで。区分に応じて多様な植生。
・縄文文化は、関東以北のナラ林(落葉広葉樹林)地帯が中心
・弥生文化は、関西以西の照葉樹林(常緑広葉樹林)地帯が中心
3.わが国森林の歴史
・古代、中世、近世:木材のオーバーユースの時代(東大寺大仏殿の用材を例に)
・わが国森林の現況:木材のアンダーユースの時代(近現代の変遷、京都近郊東山を例に)
・戦後の森づくりと木材利用の変化
4.環境と森林・木材利用
・森林の多面的機能:土壌保全、水源涵養、生物多様性保全、レクレーション、木材生産
・里山の保全:継続的に利用してきた農村生態系(里山)の保全
・木材利用の環境貢献:カーボンニュートラルの材料、SDGs(持続可能な開発目標)
5.木材と健康
・室内の空気質とヒトの健康
・木材の調温・調湿機能(正倉院の調査データを事例に)
・木の香り(スギ材を例にして)
・スギ材の大気浄化機能と健康・快適な空間つくり
6.木の文化の国:法隆寺などの(文化財指定)木造建築物の耐久性
・木材の老化を調べる:木材学、保存修復学、建築学、考古学等の学際研究
・古材を再生する試み:佛師、書家との協働
7.祇園祭りと木材
・鉾の車輪と地獄組み
・明倫茶会『船鉾を支える』
8.その他